◆輝晶獣の仕様
・特定のフィールドに数時間に1回輝晶獣が湧く。輝晶獣は強い。
・輝晶獣が湧く時間はクリスタルゲージを使うとヒントが得られる。
・輝晶獣を倒すと「輝晶核」や「輝晶核の砕片」が手に入る。
・輝晶核は武器の強化に使える。
・「輝晶核の砕片」は99個集めると輝晶核と交換できる。
・輝晶獣と戦うには、フィールドで見つける以外にも、魔因細胞を30個集めれば戦える。
・魔因細胞は、「魔因細胞のかけら」を20個集めると交換できる。
・魔因細胞のかけらは「おまじない」のかかった状態で魔界のモンスターを倒すと時々落とす。
これはフィールドに湧く輝晶獣の奪い合いが前提のギスギスしやすいコンテンツであり、4人の固定パーティで複数サーバー・複数マップを長時間探でば見つけやすいというのはすぐ分かります。
赤の他人とギスギスするのはまだ良いのですが、既にフレとの関係が壊れかけているというような投稿もTwitterで見かけました。今まで一緒に遊んできたフレとギスギスするくらいなら、いっそ輝晶獣には関わらない方が良いです（断言）。
なぜ今さらこんな過去のMMOのようなコンテンツが実装されたかというと、運営も必死なのだと思います。今までやってきたような当たり前のコンテンツではもうプレーヤーをつなぎ止められず、課金誘導ばかりが目立つという悪い流れを何とかしたいのでしょう。従来のドラクエに足りない要素は？・・・そういえばボスの奪い合いはないよね、という話だったのかも知れません。
「ありがとう」が飛び交うあったけぇドラクエとは真逆、輝晶獣は、ギスギスしやすさではコロシアムにも負けないと思います。遊園地に色んなアトラクションがあるように色んなコンテンツがあって良いというのは過去のDQXTVでも言われていたことで、今までのドラクエ10になかった要素を盛り込んだということなのでしょう。
ちなみに僕はコロシアムとバトルトリニティとバトエンはほぼスルーしています。やりたくないことはやらなくていいんです。だから、輝晶獣を廃止しろという話（をしている人はいないかな？）があったとしたら賛成はできません。嫌ならやらなければいいし、フレなくしてまでやることはないです。本当にギスギスしたら、10年付き合ったリア友とも簡単に絶縁しますからね？
ボス狩りというのは依存性が強く、ほとんどの人が近寄らなくなった後に少数の人が利益を独占するという仕組みです。固定パーティで長時間、湧き時間を把握して、できるだけ沢山狩る。これが面白いというか、すごくハマるんですよ。脳汁出るとでも言うのか。フルタイムで働いてたらできないと思いますし、リアルの生活をものすごく犠牲にする人だっています（他のゲームの経験上）。
さて、運営の考えの話に戻って、これで起死回生、ドラクエ10のプレーヤー増えまくり！となるはずはなく、じゃあどうすればいいんだ？というのは運営も悩んでいるところでしょう。ネトゲは8年も続く前に潰れてもおかしくないわけで、10年、20年の継続に向けてそんなに簡単に画期的な打開策を出せたら天才です。そういう中で、色んなことをやってみようということなのでしょう。輝晶獣がギスギスする上に依存症を作り出すと分かっていても・・・。
思い出すと、りっきーがかなり頓珍漢な方向に舵を切って（学園、魔塔、宝珠）、バージョン3.2ではメインストーリーをクリアできない人が大発生したんですよね。「簡単にクリアされたら悔しいじゃないですか」はいつ誰が言ったのか記憶が確かではありませんが、確かりっきーだったような気がします。それは開発者のエゴに過ぎないと思います。
ドラクエ10のプレーヤーの大半は、勝てるゲームが好きだと思うんです。まず、メインストーリーのボスが強すぎて勝てなくて進まないというのは全く論外。過去作はレベルを上げれば勝てましたが、ドラクエ10はそのときのレベル上限がありますからね。上限までレベル上げて高い耐性装備そろえて勝てなかったら、じゃあ休止しようってなる。
強敵は、まぁいいんですよね。常闇も聖守護者も僕は「1が強すぎる」と文句を言いました。単純に勝つのが好きだからです。結局1には全部勝ったので文句言う必要はありませんでした。3や4に勝てないのは別に構わないので、もう全然やってません。それでも、熱心にやってる人は勝ってるから＝頑張れば勝てるボスなので良いと思います。
思い出すと、提案広場などに「強敵を実装して欲しい」と書かれ、その通りに運営は強敵を実装しましたし、沢山の人がプレイして楽しかった（苦しかった？）優良コンテンツだと思います。苦労して勝てば良い思い出になりますよね。
輝晶獣も、思い出にはなると思います。どんな思い出になるかはプレーヤー次第。いくらギスギス前提でも、実際にギスギスするとしたら、プレーヤーの責任だと思います。
ということで、僕はこういう風に思っているというお話。殴り書き失礼しました。